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2011/04/12 (Tue) イケてない一日

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> 11日目 サンティアゴ・デ・クバ
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さぁ、長い一日の始まりだ。
今まで、バラコアに行くことだけを考えて行動していた私たちは、
その後、どうするか、全く考えていなかったことに気付き、
昨夜、作戦会議。
その結果、とりあえず、今夜、夜のバスで、トリニダーに向かい、サンタ・クララまで一気に北上しよう、ということに決定。
どちらにせよ、ハバナに向かって、北上し続けないといけないんだから、サンタ・クララで、今後の予定を決めよう。

今後の予定を、(一応)立てた私たちは、とりあえず、今夜バスが出る20時まで、このキューバ第二の都市の観光をすることに決定。

と言っても、正直、この町を好きになれない私。
理由はないんだけど、なぜか、自分の「波長」とこの町の「波長」が合わない。
心の中に、モヤが掛かってて、頭が灰色になる感じがする。
そんな元気のない私。

とりあえず、独立の父、ホセ・マルティのお墓まで歩いていくことに。
適当に、方向だけを定めて歩く。

今、懺悔をすると、本当に、気分・機嫌の悪かった私。
二人に申し訳ないな、って思うくらい。
そんな中、Sへいが道端でオレンジを買ってくれた。
元気が出た。
地図を見たくなかった私。
Yじが、道案内、全部引き受けてくれた。

今更だけど、この旅は、二人がいたからこそ、素晴らしい経験をすることの出来るものになったのだな、と、思う。
ありがとう。

話をもとに戻し…
当然のことながら、お墓の近辺まで来たはいいけど、いまいち場所がわからない私たち。
そんなか、一人のオジサンが近寄ってくる。

「道案内してあげるよ。」

私たちがドコから来たのか、何を勉強しているのか、
それを教えると、おじさんの様子が変わった。
フレンドリーなニコニコの目から、真面目な鋭い目つきになったんだ。
その理由は、後になって気付くんだけど。

お墓に到着。

ホセ・マルティのお墓の前には、守衛さんが3人常に立っていて、
30分ごとに、交代の儀式をするんだ。
それを見るために、地元の人が大勢。
そんな彼らの中に混じり、見物をしていると、おばあちゃんと、おばちゃんが話し掛けてくる。
「あなた達は、私の孫と同じ年齢なのよ」
と、歯の抜けきったおばあちゃんは嬉しそうに、私たちと手をつないだ。

「毎日、この守衛たちを見ているの。自分の子どものように愛しているのよ」

「私が死んだら、ここにあるお墓に入るの。」と満面の笑顔。
あぁ、この人は、きっと素晴らしい人生を送ってきて、もうなんの悔いもないんだろうな。
というより、自分の命が尽きた後にまで、楽しみがあるなんて、なんて素晴らしい人生なんだろう。

このおばあちゃんのように可愛く歳を重ねていきたいな。

marti

ホセ・マルティのお墓は、上から見下ろすことが出来る。
外国からの観光客や、社会見学の高校生がひっきりなしにやってきて、
指で指して、写真を撮って。

jose marti

亡くなった後にも、見世物にされて、静かに休ませてもらえないのは、どういう気持なんですか? マルティさん?

この広大なお墓には、ホセ・マルティのお墓以外にも、
革命の時に命を落とした人たちも眠っている。

観光スポットから外れれば、本当に静か。
草木の手入れや、お掃除、あとは、正直何をしているのか分からないようなおじさんたちと話したり、
ヤナギの木陰で、3人で語ったり。

何回、守衛「交代」の合図を聞いたのだろう。
ボーッとした時間を過ごしているうちに、お腹が空いていることに気付いた私たち。
そろそろ行くか、と出口に向かう。

と、
数時間前に道案内をしてくれたオジサン。
私たちがお墓で時間を掛けたのは、このオジサンから逃げるため、ってのもあったんだ。
確かに悪い人ではなさそうだけど、一日中付きまとわれては困る。
でも、このオジサン、
「じゃ行くか」と、一緒に歩き出す。

でもね、このオジサンが炎天下の中、何時間も私たちを待っていたのには、理由があったんだよね。(たぶん)

「本当のキューバの話をしてあげるよ」と。

いくら平和とはいえ、いくら安全とはいえ、
やっぱり社会主義国。
このような話をするのは、それなりのリスクがあると思うんだ。
でもね、
「本当のキューバの姿を外国人に知ってもらうのは、とっても大切なことなんだ」って。
オジサンが話してくれた内容は、私が一番気になっていたこと、でも絶対に誰にも質問することの出来ない内容の答えだったんだ。
トリハダが立ってきた。
一個人の意見として聞くことも出来るけど、でもそういう意見に触れることが出来た、っていうのが大切なことであって、
私は、この先も、もっともっと勉強して、真実を知っていきたい、って思ったんだよね。

「ラテンアメリカの問題について勉強している君たちに言うよ。
 本に載っていることは、真実。でも、それ以上の真実は、歩いてみないとわからない。
 本に載っていることも真実。 スラム街も真実。 両方を、自分の足で歩いて、目で見て、現地の人と話すことが大切なんだよ。」
と、私たちに伝えて、オジサンは去っていった。

インプットが多すぎて、私の情報処理能力を上回ってしまって、
放心状態。
交差点


そんな腑抜け状態の私を連れて、中心部に帰ってきた。
そこで、
ベンチに座って、何もしない。
何もする気がおきない。
観光も、充分。
この街に来た理由がわかった気がした。
交差点2


だから、あとは、
ベンチに座って、
色々な人が行き交う交差点を観察。
色々な人に話し掛けられる。

あぁ、おもしろいなぁ。

日が傾いてきたころ、そこから立ち上がる。
チェス

そうしたら、広場で、チェス大会なんてやっていたよ。

チェスとドミノ。
この国の人々が愛するボードゲーム。

nosotros


そろそろ日が落ちる。
バスターミナルに向かわなくっちゃ。

11日目~12日目 サンティアゴ・デ・クバ⇒トリニダー⇒サンタクララ
2007.03.08(10:00)|コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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プロフィール

snoms

Author:snoms
26歳(♀)

小六~高校:約7年弱、南半球オーストラリアで暮らし、
大学:四ツ谷にある大学で学び、
「東京」の大学の大学院で、ラテンアメリカの経済で修士修了。
現在、東京のど真ん中で、日本の貿易の活性化に努める日々。

毎日が
最高に刺激的で、
最高に楽しい。

旅が大好きだけど、日本も大好き。
写真も大好きだし、読書も大好き。

「人」が大好きなんだ。
人との繋がりを大切に、そんな毎日。

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