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2011/04/12 (Tue) イケてない一日

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さて、今回は学問について。

この(学問の)世界で繰り広げられてる、対立。
今までは、対岸の火事だったけえど、
そんな対立に、本日デビュー。

『一応』、学問という世界においての私の位置づけは、『地域研究』。

研究者と呼ばれるには程ほど遠いけど、院という場所で、色々な分野を専攻する研究者に囲まれている中、周りは私をメキシコの地域研究者として見ているし、自分でもそう認識している。
(それ以外に自分をreferするものがないしね)

でも、私の所属する研究所には、地域研究以外の研究も多くあって、
(というか、そっちがマジョリティー)
単位を獲得する、とかいう目的以上のモノを得られる機会のある授業が多くあるんだわさ。

そのうちの一つが、『国際政治経済論』
講義のテーマは、研究を進めていくにあたっての、方法論。

地域研究というのは、実はなんでもアリの世界、だと私は認識していて、
社会科学もあるし、文化人類学もあるし、ある意味言語学とかもありなんだと思う。要はある特定の『地域』のエキスパートになれれば、ね。
ちなみに、政治経済(自称)を主に扱っている私は、一応社会科学、というクラス分けをされるのかな、なんて、ね。

メキシコ国内でのケース(事象)を研究するためには、
社会科学とはなんぞや!という定義づけが必要で、でも、今まで地域研究しかやってこなかった私には、その不可欠な知識が欠落していた。
だから、方法論などもも含めて、絶対に知らなくてはならないものを習得しなくちゃな、というのが、このゼミを履修した動機。

★☆ココマデ前置き。☆★
長かった・・・


さて、そういうわけで、現在、
"Casestudies and Theory Development in the Social Sciences"(『社会科学においてのケーススタディと理論構築』)なんていう論文?本?について議論中。

ただ、国際政治(というか筆者が外交政策研究者)という立場から書かれたこの「方法論」の論文を読み進めれば読み進めるほど、自分の中で、なにか、、わだかまりを感じるんだ。

「これは理論としては正しいけれども、実際の社会において、つまり、実際のケーススタディーにおいて、当てはめることが出来るのか?」
「理論としては正しいけど、研究するにあたって、この行程で研究を進めていくのは不可能だ」
とか、ね。

読めば読む程、今まで私が「ケーススタディー」だと認識して進めてきた「スタディー」を否定されている気がして。

じゃぁ、今まで自分がやってきたことは、なんなのか?
というより、
もし、筆者の主張するように、この理論(方法論)に沿ったもの以外の研究は、信憑性がない、と捉えられてしまうのならば、私には、研究ができないなぁ、なんて。

非現実的だ、
との旨、口に出した瞬間、

出た、猛烈なバックファイアー。
バババババババ・・・・・・

『地域研究と、国際関係の共存の難しさですね。』
と教授。
そして続ける、
『地域研究から見た国際関係の理論というのは、シンプルすぎる、と思われるものだし、
 逆に、国際関係から見た地域研究は、理論を無視している。
 前提としているものが違うから、お互いに認め合うのは難しいのかも知れませんね。
 でも、だから逆に、こうやって同じ場所で意見を交換しあう機会がもっとあっても良いのではないかと思うのですけど。』

だそうで。

いや、別に、「バトル」って言うからって、好戦的な感情を抱いているわけではなく、逆にこうやって、議論するのが、心地良いってのが正直なところ。
地域研究者とばかり話していて、「国際関係? ふん、そんなもん。」という考えを少なからず持っていた私だったわけだけど、同じ事象を見ているのに逆の視点から見ている意見を聞くのも、新しい発見がたくさんあって、おもしろいなぁ、なんてね。

あによりも、
今まで、あまり考えずに、形ばかりの『地域研究』を進めていた私が、こうやって、事例の解釈や理論に対して、それなりに議論を展開することが出来るようになった、
ということに対して、少しビックリした。

亀の歩くスピードだけど、
少しずつ前進はしているんだよね。

あえて自分の興味とはかけ離れたことを知ろうとしたり、
そういう話しを聞くことによって、
毎日毎日、私の中の、『宇宙』が広がっていっている、
そんなことを、本当に実感するんだよ。

よっしゃ、明日も頑張るべ。
2007.10.25(00:48)|勉強コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
政治叱り、様々なところでそうゆうケースあるよね。本当は相互にシナジーを得られるような関係が理想的なんだろうけど・・こうゆう議論は面白そうだね。
From: ゆーすけ * 2007.10.25 10:04 * URL * [Edit] *  top↑
まっ人間自分のポジション次第でその言動が決まるもんだよね~。

ちなみにこの論争はどうやって決着つけてるの?
教授の序列とか?
From: どりあん * 2007.10.25 12:57 * URL * [Edit] *  top↑
今回の日記は、勝手に僕へのメッセージとして受け止めたので、コメントを書くよ、笑。

僕は今まで自分の所属は地域研究で国際関係に属しているのは、理論を勉強してまた地域に戻るためだと思っていた。それは今でもそうだし、これからもそうだと思う。

ただ、後期から「地域調査方法論」なる授業を取ってみると、先生の調査のエピソードとか面白いんだけど、「学問として意味あるのかな。」なんてやっぱ違和感を感じたよ。

そのみちゃんとは対照的に、僕はこの半年「社会科学とは何か」という命題にどっぷり浸かってきたから、やっぱり現実を見る視点というのが地域研究より国際関係寄りになってるんだなーってそのとき思った。

そういえば、イソップ童話に、「コウモリ」というお話がある。

ある国で、獣類と鳥類が戦争をしていた。

獣側が優勢の時、コウモリは自分の歯をみて、
自分が獣であるといって、獣の仲間になる。

しかし段々と鳥類のほうが有利になると、
今度はコウモリは自分の羽を見せて、自分は鳥であることといって鳥類に寝返る。

お話はその後鳥類と獣類の間で和平が結ばれて、どちらにも属していないコウモリは結局両方からはぶかれたため、暗い洞穴で生活せざるを得なくなったところで終わる。

このイソップの教訓は、どちらつかずでは駄目だということなんdだろうけど、僕はコウモリがいたからこそ、和平が結ばれたんじゃないかと今でも思っている。

理論とケースには必ずしっくりこない溝があり、そこに違和感を感じるからこそ研究するという意義もあると僕は信じている。

ある時は国際関係論研究者であり、またあるときは地域研究者である。僕はこれからも、そういう獣にも鳥にも属さないコウモリでい続けるよ、笑。
From: しゅう * 2007.10.25 23:27 * URL * [Edit] *  top↑
>ゆーすけ(この呼び方、呼びずらいなw)
こういう議論は、面白いけど答えがないから、相当なエネルギーを使うよ。
しかも、結局、一つの結論、ってものにたどり着くことは不可なんだから、本とツに認めている相手じゃないと、論争が終わった後、気分が悪くなっちゃう。
ただ、結局、人間、自分が一番かわいいんだよなぁ。。。

>どりあん
決着はつかないよ。
つけられるものでもないし。
ただ、学会という世界に限ると、やっぱり、一番えらい教授に反論する人は、あまりいないのかなぁ。。。

>しゅいちろ
イソップの話しは知ってるさぁ。
私は、最初、コウモリの状態なのがすごぉく嫌で、悩んでいたんだけど、最近はそれもアリなんかな、と。
今もメッセで話しているように、やっぱり学ぶことによって、だんだん「客観性」に近づくことは出来ると思うけど、
でも、所詮、人間なわけで、(第一、客観性とはなんぞや、と語る時点で、客観的にはなれていないわけで)、やっぱり最後は、自分の立場を擁護してしまう発言をしてしまうのかな。
いやぁ、勉強って楽しいわぁ
つづきはメッセで
From: そのみ * 2007.10.27 22:20 * URL * [Edit] *  top↑
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小六~高校:約7年弱、南半球オーストラリアで暮らし、
大学:四ツ谷にある大学で学び、
「東京」の大学の大学院で、ラテンアメリカの経済で修士修了。
現在、東京のど真ん中で、日本の貿易の活性化に努める日々。

毎日が
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旅が大好きだけど、日本も大好き。
写真も大好きだし、読書も大好き。

「人」が大好きなんだ。
人との繋がりを大切に、そんな毎日。

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